趣味の靴修理を始めたい方や革靴好きのあなたへ!「見るだけ」「読むだけ」でも楽しめるコンテンツ8選

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愛用する革靴の修理を自分でやってみたい!という衝動は、靴好きな人なら誰しも一度は抱いたことがあるのではないでしょうか?

この記事では、靴修理に興味を持たれた方や、自分の手で修理を始められた方に、ぜひ見て頂きたいコンテンツをご紹介します。
もちろん、普通に革靴が好きな方が見られても十分に楽しめるものです。

私自身もこれらを見ながら趣味の靴修理を始めて、踵や靴底の交換を楽しめるようになりました。

おすすめのYouTubeチャンネルはこの4つ

足と靴の学校921 村山孝太郎

私が勝手に(一方的に^ ^)師匠と崇めている村山孝太郎氏のチャンネルです。

手製靴の全工程を懇切丁寧に解説されていて、『これを見ればやるべきことは把握できる』という素晴らしいコンテンツです。(その通りできるかどうかは別です。汗)
『あれ?ココってどうやるんだったっけ??』となった時など、見返すたびに勉強になります。

全体に漂う癒し系のキャラと、時折語られる職人の矜持も魅力です。以下は私の好きな『だし縫い』の動画です。

「森人」モリジン

こちらも一方的に『私のイケメン先生』と呼ばせて頂いている、ケンさんのチャンネルです。
最近 ”かわぐつのケン” という革靴に特化した新チャンネルも起こされました。こちらもオススメです。

とにかく作られる靴のバリエーションが豊富で、私のチャレンジネタ・・はこの動画の真似事が多いです。

次々と新しく難しいことに取り組まれるアイデアや技術に加えて、朴訥とした語り口が耳に心地よく、ず~っと見入ってしまいます。

Bedo’s Leatherworks LLC

3番手はアメリカの靴修理屋さん(cobblerと呼ばれるようです)の人気チャンネル。

日本とは道具や作業の方法が違う点と、それらについての(意外に)真面目な解説が見どころです。

名物『Hammer time!』に代表される軽妙なトーク(英語ですが…)とは裏腹に、職人魂あふれる仕事っぷりをお楽しみ下さい。

靴修理・靴磨きPenta広島

最後は広島の靴修理屋さんのチャンネルです。

さまざまな靴修理の様子がおもな内容で、プロの方の作業方法をじっくりと見ることができます。グラインダーを使ったコバの仕上げがいつも綺麗で印象に残ります。

修理作業は真剣そのものですが、トークの内容は柔らかく、時おり飛び出す広島弁が魅力的な若き職人さんです。

動画にハマった方は、こちらの4冊も

YouTubeと違い、有料ではありますが、本には写真や絵、文字ならではの伝わり方・感じ方があると思います。
最後に、これまでに私がたくさん買った(笑)靴関係の本の中で、お気に入りのものをご紹介します。

紳士靴を仕立てる

手製靴の全手順が鮮明な写真付きで詳しく解説されています。例えば、ヒール側面を削ったり磨いたりして仕上げるパートでは、一工程ごとに質感が上がっていく様子が分かります。

手の動かし方は動画で、動画では見えにくい細部はこの本で、と併用することで、より具体的に作業をイメージできます。

美しい革靴が出来上がっていく様子は、パラパラと見ているだけでも楽しめる一冊です。

Handmade Shoes for Men

「世界最高の既製靴」と言われるVASSの創設者 László Vass 氏による本です。

靴作りの手法だけでなく、製靴業の歴史・革の鞣し・歩行のメカニズム・靴修理に至るまで、手製靴に関するあらゆることを学べる名著です。

こちらの本で紹介されていた「Double-Stitching」に一目惚れして、ノルウェージャンウェルトに挑戦してみました。

至高の靴職人

有名な靴職人の半生を描いた嘘みたいな(スイマセン)ノンフィクション作です。靴修理に直結するようなノウハウは書かれていませんが、手仕事を極めていく過程とその根底に流れる心意気には、揺さぶられるものがあります。

この本を読んでからは、「水商売の女には色気があるだろう。あれだ」と、表現された艶を目指して(目指すのは自由、ということで笑)靴修理を楽しむようになりました。

IPPO

最後はコミックスです。

「12歳でフィレンツェに渡り、17歳から名門下の靴職人として働いた青年が、22歳でビスポークの靴店を開く」という少しうらやましいような、でも真似できないなぁと感じるお話。

“IPPO”は主人公の名前であり、お店の屋号であり、そこで作られる靴に込められた想いでもあります。靴の作り方よりも、店を訪れる上客、珍客、美しい客……との交流を読ませる内容です。「靴とは?」「歩くこととは?」を考えさせられるエピソードに引き込まれて、全5巻をあっという間に読み切ってしまいました。

まとめ

いかがでしたか?
この記事でご紹介したコンテンツを見れば、あとは「やってみるだけ」の状態になっているハズ!です。

「習うより慣れろ」という言葉がありますが、動画や本を見ながら実際に作業してみると、色々な気づきもあり、楽しさが倍増します。

自分で修理した靴には格別の愛着が湧きます。ぜひトライしてみて下さいね。

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