手製靴では靴の現物に合わせて、正確に本底用の革を切り出すようです。これは、靴に合わせて本底の厚みを部分的に変えたりするために必要だからです。一方、一般的なプロの靴修理では、おおまかに靴の形に切り出された本底をそのまま使うことが多いようです。
私が楽しんでいる趣味の靴修理は手作業が基本ですので、少しでも精度を上げておくと後の工程が楽になったり、仕上がりが良くなったりするものです。
という「うんちく」は置いておいて、何となく職人っぽくて格好いいのでやってみました。
ほぼ、この動画の通りにやりました
村山孝太郎師匠の動画です。これをご覧になれば、その後の記事は読まなくても大丈夫です(笑)
私が実際にやってみた記録はこちらです
ダイソーで買った荷造り用の幅広テープを靴に貼り付けて、マジックで靴の外形を写し取りました。(さすがに6Bの鉛筆は家にありませんでした・・・)
靴から剥がしたテープをA4のコピー用紙に貼り付けて、切り出せば型紙の完成です。
型紙を使って靴の形を革に描き込んで、切り出してみました。
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実際にやってみると、職人気分を楽しめるのはもちろんですが、靴と本底の外形が合っていて貼り付け位置が分かりやすい、というメリットがありました。今後はこの「ひと手間」を続けてみようと思っています。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。
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