中ものが入りましたので、本底を貼り付けます。スチール製シャンクへの変更で、貧弱になった土踏まずを、どうやってグラマラスにするか、が考えどころでした。
ウェルトの切り回しが必要です
今回は、ウェルトを交換しましたので、コバの出具合を思い描きながら、ウェルトを切り回す工程が必要になりました。
反省点
- 底側から見ると、ウェルトの幅が左右で違う。上から見たコバの出代は大体同じなので、すくい縫いに左右差がある、ということ。
- ウェルト幅の狭い箇所があり、だし縫いがすくい縫いと干渉するかも。

グラマラス化の作戦
コルクを貼り足して盛り上げる手も考えましたが、今回は本底に漉き加工を入れてみました。
この方法だと、土踏まずのコバが薄くなるので、横から見た表情も良くなると考えたからです。
別たちで粗く漉いて、ガラスで形を整え、木ヤスリを掛けてあります。

まとめ
本底を貼り付けて、コバをざっと切り回したのが冒頭の写真です。
土踏まずの盛り上がりが尖り気味(もう少し、ふくよかにしたい)なのと、前半部とのつながりが怪しいですが、概ねやりたいことは表現できました。本底の漉き加工に改善の余地がありそうです。
次は、難関のだし縫い前加工です。焦らず丁寧な作業を心掛けたいです。
最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。
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