ゴムのりの硬化を防ぐ工夫をしてみました【更新しました】

この記事は約8分で読めます。

 

ゴムのりの硬化を防ぐ工夫をしてみました【更新しました】

 

この記事では、以前から「かなり凝った」工夫をご紹介していましたが、もっと簡単な方法を見つけましたので更新しました。これまでご覧になった方、スミマセンでした・・・

 

私は缶入りのゴムのりを小分けにしながら使っていますが、小分けした瓶の中ですぐにドロドロになってしまうのに悩まされていました。そうなると、薄塗りがしにくくなり仕上がりに影響が出るのです。

最近、100均で買えるものを使って「賞味期限」を延ばすことができましたので、ご紹介しようと思います。

今回、更新した部分です:お試しください

オススメの容器はジャム瓶です!

いつものようにダイソーを物色している時に、ふと目に付いたこちらのジャム瓶を使ったところ、ゴムのりが長持ちすることが分かりました。

ツイストキャップと言われる方式で、締めた蓋がストッパで止まるため、パッキンがへたりにくいのだと思われます。

「物は試し」ですね

今回の方法はコツも工夫もありませんが、蓋を締める前に瓶の口に付いたゴムのりを拭き取っておくようにしています。

パッキンを長持ちさせられるような気がするんです。

ゴムのりは手で拭うのが最速です

使わなくなった古い瓶は、トルエンを入れてゴムのり用の刷毛を漬けておくのに転用しました。柔らかい刷毛はドブ伏せの時などに薄塗りがしやすいので作業が捗りますね。

次は、蓋に開けた穴と刷毛の隙間を埋める方法を考えています・・・

こちらは「スクリューキャップ」ですね
私はこちらの「トルエン代替品」を使っています

たまに瓶の掃除をしましょう!!

ゴムのりを注ぎ足しながら使っていると、底に固まりかけた「のり」が溜まってきます。

溶剤の力で新しく入れたゴムのりと混ざりますので、使えることは使えるのですが、せっかくのサラサラなゴムのりが台無しです。

ドロドロしたゴムのりは厚塗りになりがちですので、キレイに仕上がりにくくなります。

そんな時はフタを開けっ放しにして、ベタベタしなくなるまでゴムのりを硬化させます。

あとは、瓶に指を突っ込んでグリグリと、まとめながら剥がしていきます。

そういう意味でも、小振りな瓶を選んだ方が良いですね。

もったいない気もしますが・・・

粘り強くグリグリやっていると、ご覧のようにキレイに除去することができます。

汚い玉(汗)

これで、気持ちよくサラサラのゴムのりを使えるようになります。ぜひお試しください。

ここからは以前にご紹介していた記事です:読む価値なし(汗)

私が使っている小分け容器と参考にしたもの

ダイソーのキッチン用品コーナーにある、フタ付きのガラス容器です。フタのパッキンはゴムのりの有機溶剤に溶けない材質で良いのですが、ヘタリやすく密封効果が長続きしないようです。

ゴムのりの小分けにちょうど良い大きさです

今回参考にしたのは、ゴムのりが入っている缶のキャップです。簡単な構造に見えますが、アルミ箔?さえ破れなければ、ゴムのりは「トロトロ」の状態で保管できます。

ペコペコするフタ・芯・アルミ箔パッキンで構成されています

ということで、これもまたダイソーのアルミテープを使って、同様のパッキンを作ってみることにしました。

これを見てひらめいた、という説もあります

パッキンの作り方

目指すのは

  • フタ
  • アルミ箔パッキン

の3部構成?です。

フタはありますので、まずは「芯」を作ります。革を削るためのガラスを取り外して残ったフォトフレームの台紙をフタにきっちりハマる大きさに切り出しました。

硬い厚手のボール紙のような材質です

続いては「アルミ箔パッキン」です。見本はアルミ箔が厚紙に貼り付けてありましたので、ボール紙の表面を剥がして同じような厚紙を作りました。

白いのが剥がした表面です

厚紙をアルミテープに貼り付けて余分を切り取れば、「アルミ箔パッキン」の完成です。

テープに粘着力があるのがミソですね

見本と自作パーツの比較です。

元々ついている白いパッキンは外した方が良いかも

あとは組み立てれば完成

芯とアルミ箔パッキンを両面テープで固定してからフタにはめ込みました。フタを閉めると明らかに手ごたえがしっかりとしていて、アルミ箔パッキンには瓶の口の跡が付きました。

実際に使ってみた結果

その後、作業する機会がなく、11月22日に開けてみると・・・固まってました。完全に密封できている訳ではありませんでした。

引っぺがすと生ゴムの塊ができます

ですが、私の持っている道具の範囲では賞味期限を延ばすことに成功しました。これからも使いながら改善をして行きたいと思います。

残りが少なくなると、固まりやすいような気がします。瓶に「ある程度の量」をキープするよう継ぎ足せば良いのかも知れません。

最後まで、ご覧下さいましてありがとうございます。

コメント