ボロボロのジョンロブを自分でオールソール修理してみた!リウェルトします!!

すくい縫い開始
この記事は約6分で読めます。

今回の靴は各部に傷みがあり、本底を剥がす時にはウェルトが千切れてしまいました。

そこで、古いウェルトは全て取り外して、新しいものを「すくい縫い」で付け直します。久しぶりの作業ですが、うまく行きますでしょうか・・・

そのあとには「中もの」と呼ばれるコルクを詰めて、本底の取り付けに備えます。

ウェルトの取り付け

ウェルトは「すくい縫い」と呼ばれる糸で、靴本体に取り付けます。

と言うと簡単ですが、糸を作るところから作業は始まります。
  • 糸をって
  • チャンを塗り込んで
  • 針をつけます

作業後には指にチャンが付いてベタベタします。
そんな時にはアルコールで拭くと、さっぱりと落とすことができますよ。

針と糸の準備
使ってなかったアルコール

ウェルトはアッパーと本底を結びつける「キモ」の部材ですので、すくい縫いには頑丈さが求められます。

そのため、太い糸を使い、一目ずつギュッと結びながら縫って行きます。この独特の作業は「アヤを掛ける」と呼ばれ、くたびれますがだし縫い・・・・とは違う楽しさがあります。

すくい縫い中
やっぱり楽しい~

ということで、縫い上がりです。

今回は、金針(ふとん針を曲げたもの)の針穴が2本も壊れました。なにか理由があるハズなので、次の機会では検証しようと思います。

縫い上がり
新たな課題です

縫い付けたウェルトは「ウェルトビーター」という道具を使って、平らに叩き締めるそうです。

私は「何にでも使える(笑)こくり棒」で代用してみました。ウェルトを水で濡らしてから、コンコンと叩くとウェルトの厚みが減る=締まるのが分かります。

ウェルトビーターもどき
こくり棒おそるべし

ウェルトがピシッと付きました。

真っ直ぐなウェルト
アッパーのひび割れはひとまず置いといて・・・

ハチマキの取り付け

ウェルトの両端は、このように斜めに切り落とします。

ウェルトをカット
研いであると、こういう時に一発で決まりますね

かかとに付ける「ハチマキ」と突き合わせると、ぴったりと収まる訳です。

ハチマキとピタッ
うまく行きました

かかとに見えるU字の部材が「ハチマキ」ですね。

ウェルトとは違ってアッパーに縫い付けられていませんので、構造的な役割は持っていません。

本底を貼り付ける時にウェルトの段差を吸収するのが役目の部材です。

ハチマキ付いた
準備完了

中もの

オリジナルの竹シャンクは「ピンピン」していますので、再利用します。

ホットボンダーで両端を中底に接着しました。

竹シャンクです
ピッタリ付きました
最近、シャンクの接着はもっぱらコレです

シャンクの周辺には隙間ができます。

コルク板の切れはしが溜まってきたので、木ヤスリですりおろしてから木工用ボンドを混ぜて「練りコルク」を作ってみました。

モソモソして使いにくかったですが、何とか隙間を埋めることはできました。木工用ボンドが足りなかったのかも知れません。

初めての練りコルク
「ぬかみそ」ではありません

みっちりと中ものが詰まったところで、次はいよいよ本底の取り付けに入ります。

ウェルトを付け替えていますので、だし縫いの元穴がありません。楽しみでもあり少しの不安もありますが、作業の様子は次の記事ということで。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

中ものが入りました
ウェルトの接着面は#60紙やすりで荒らしてあります

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