ジョンストンアンドマーフィー 93110 自分で靴修理2 ソール(本底)貼り付け

新旧の本底
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簡単そうで難しい(結局、どの工程もそうですが ^^;)本底の貼り付けに入ります。この辺りから次の「だし縫い」に掛けては、作業が派手なこともあり大好きな工程が続きます。

本底を貼り付ける前に「中もの」を詰めます

グッドイヤーウェルト製法の靴は、中底(足が触れる部分)と本底(地面に触れる部分)の間に「中もの」と呼ばれる部材を充填します。

中ものを詰める前に、鉄製のシャンクが剥がれていましたので、ホットメルト接着剤で固定しておきました。

シャンクと中底の固定は、縫ったり釘を打ったりしませんが、「どうなっていれば良いのか?」が、まだ私にはよく分かりません。少なくとも「位置がズレない」ような修理を心掛けています。

シャンクの接着
元よりも、はみ出し量は少なめにしました

今回は「できるだけ元の構造を活かす」方針ですので、中ものも元々の部材を再利用しました。穴が開いたり破れたところはコルクで補充しておきました。

中もの全体像
黒い「中もの」は低反発フォームみたいな感触です

本底を貼り付けます

本底に使う革は、靴の大きさに合わせて切り出しておきます。今回は柔らかめの革を使ったのと、「別たち」をよく研いでおいたので、スーっと切ることができました。

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本底の切り出し
特大です・・・

接着する部位を木ヤスリで荒らしておいて、ゴムのりを塗って乾かしているところです。この前に、本底(写真の裏面)をよく水で濡らして革を柔らかくしてあります。貼り付ける直前にも水を付け直します。

貼り付ける直前の図
「ベルギー」「特大」こんな落書き?が好きです

本底の貼り付けに対して、最近の私がもっとも注意しているのは、ウェルトが波打たないことです。

ウェルトと本底を端まで確実に接着させるのと、ウェルトの波打ちをなくすために、こくり棒とハンマーを使って「コンコン・・・」と外周を叩きつつ均しました。

ウェルトが波打たないように
まずまず
「ウェルトビーター」という道具があるんですね

本底の外周をウェルトの位置まで切り回します。この時、あとでコバを仕上げる時の取り代をわずかに残しておきました。

最後に底面全体をこくり棒で擦って滑らかに仕上げれば、貼り付けの工程は終わりです。中ものが柔らかいためか、いつもと勝手が違うようにも感じましたが、まずまず良い曲面にすることができました。

切り回し完了
チマチマと切り回す作業が好きだったりします

次は、大好きな「だし縫い」です。今回は久しぶりにオープンチャネルにする予定です。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

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